
7月の三連休、みなさんはどのように過ごされたのでしょうか。
学校はちょうど夏休みが始まる時期だし、とにかく暑いし!あんまり遠出をするような気分にもなりません。
とくにお出かけの予定がないわたし達は1日目は通勤用のリュックを洗って気分さっぱり。
2日目は選挙と釣り準備で充実した一日を過ごしました。三連休の真ん中の日ということで、開票特番も満喫できました。
そしていよいよ、最終日は初のハゼ釣りに挑戦です!

ハゼ、釣るよ!
釣りへの道のり:早朝の準備とスーパーでの調達
休日なのに朝6時には愛犬の散歩へでかけました。犬を連れて外に出ると、犬のお散歩仲間があちらこちらに。お休みだろうと何だろうと、犬の散歩は待った無し。
この日もたくさんのご近所さんに挨拶できて、大満足の愛犬Sでした。
その後、朝食や洗濯などの家事をいそいそとこなし、釣りの準備を進めました。
釣り竿、前日にダイソーで買ったリールと仕掛け、バケツ、魚を入れるジップロックコンテナ、ハサミ、ゴミ袋。これら荷物を夫と手分けして持ち、目指すは近所のハゼが釣れる川。
自転車で10分ほどの距離です。
自転車で川へ向かうなんて、小学生の夏休みみたい!
まずは午前9時、開店と同時にスーパーへ立ち寄り、餌となる魚肉ソーセージを購入しました。余ったら人間が食べられるし、何よりもお手軽。パッケージから出してちぎったらそのまま釣り餌として使えますからね。
そして、いざ炎天下の川へ!幸いにも街路樹が日陰を作ってくれていて、風もあったので思ったよりも快適な釣り日和でした。
釣り、開始!まさかのトラブル続出?
早速、釣り竿のセッティングに取り掛かります。

前日にYouTubeで猛特訓したおかげで、リールと竿の取り付けはスムーズにできました。
糸の結び方はさすがに覚えきれず、説明ページを見ながらでしたが、「やればできる!」と改めて実感。リールから糸を出す方法を間違えてやり直すハプニングもありましたが、無事にセッティング完了です。

だいたいの事はなんとかなるもんだ。
そしていよいよ、念願の第一投!

えい!
…のはずが、糸の先に付いた針が怖くて、なかなか遠くに投げ入れられません。
大きく竿を振って、もし後ろの通行人に針が刺さったら…と考えると、「釣りってなんて危険なエンタメなんだ!」と、すでに腰が引けてしまいます。
もともと、運動神経ってものを持ち合わせていないわたし。子供の頃の体力測定で行ったハンドボール投げの距離は、測定開始線まで届かないというありさまでした。そんなわたしが、釣り竿を投げられる訳ないんですよ。
ゴーストギアの危機!?
びびりながら投げ入れた結果、なんと岸のそばに張られたロープに針と仕掛けが引っかかってしまいました。
「このまま放置するとゴーストギアになる!」
(参考;WWFジャパン報告書『日本におけるゴーストギア対策の現在地―漁業系プラスチックごみの解決に向けて―』)
と、焦りまくってギャーギャー言いながら、なんとか絡まりを解きました。いやはや、釣りって危険がいっぱい、難易度高めのエンタメですね。
針が人に刺さらないように、ロープに絡まないように…と気をつけすぎると、ハゼがいる川の中ほどに投げ入れることができません。やっぱり、びくびくしながらやるからダメなんですよね、こういうのは。
夫は意外と上手?そして救世主現る!
隣で釣っていた夫のほうが、意外にも上手に川に投げ入れることができていました。こんなところに運動神経の違いが現れますね。
そんなこんなで、しばらく釣り糸を垂らしましたが、一向に釣れる気配なし。
ぜんっぜん釣れない。
エサの魚肉ソーセージは定期的に無くなるのですが、食べられているというよりは、どうやら外れてしまっている様子。
そもそも、魚影の前に魚肉ソーセージを垂らしても見向きもされないってかんじ。魚肉ソーセージは魚にはあまり人気が無いのか…?
「釣りってこんなに難しいのかよ…」と心が折れかかっていたところに、隣にベテランっぽいおじさんが現れました。
そこで思い切って、意を決して話しかけ、釣りのコツを聞いてみました。
おじさんのアドバイスは次の通りでした。
- エサは蒸したホタテが良い
- ごく少量を針に巻き付けるようにつける(それでも外れるのは仕方がないそうです)
- なるべく川の中ほどに投げ入れる
そして、「だって一匹釣れたら嬉しいでしょ」と、なんとエサのホタテをわたしの針につけてくださいました!

嬉しい。
釣れなくても、心温まる体験と学び
「針とかゴーストギアとかトラップ満載だし、全然釣れないし、なんなんだこれは」といじけていた私にとって、この優しいお言葉は本当に嬉しかったです。
その後、もう少し粘ってみましたが、結局一匹も釣れず…。

がっくり、子供でも簡単に釣れるって聞いてたのに。
すると、先ほどアドバイスをくださったおじさんと、そのお仲間が、釣ったハゼを分けてくださったんです!

「昨日もたくさん釣ったし、リリースしようと思ってたから」とのこと。ありがたく頂戴しました。
さらに、「ハゼは傷みやすいから、すぐに調理すること」「塩でぬめりを取って、ウロコを落とすこと」など、調理のポイントまで伺うことができました。
感謝しかありません!
命をいただくということ
いただいたハゼを早く調理しなければと、大急ぎで帰宅しました。
よし、調理だ、と意気込んだのですが…
まだピチピチと跳ねるハゼを見て、一瞬ためらいました。
アジやイワシを捌くのは得意だし、学生時代に解剖も数多く経験しているので平気だと思っていたのですが、さっきまで川で自由に泳いでいた命が、自分の手の中で跳ねているのを見ると、正直ちょっと辛かったです。
「生きるって、他の命をいただかないとできないことなんだな。私も、他の生き物もみんな何かに生かされているんだな」
そんなことを痛烈に感じました。
しかし、ここまで持ち帰ってきて食べないのはもっとダメ。
意を決して下処理し、塩を振って片栗粉をまぶし、素揚げにしました。小さいハゼなので骨もそのままいただきます。
自分でハゼの下処理なんて初めてだったので大丈夫か心配でしたが、食べてみるととっても美味しい! 上品な白身の味がたまらない! 夫と二人でペロッと完食です。

おつまみにぴったり
小さい魚だから、満足するには50匹くらい釣らないとダメかも…なんて思ったり。
初めての釣りを終えて
ほぼ初めての釣りを体験してみて、釣り針の危険性やゴーストギアの問題を身近に感じました。釣りをするならマナーとルールはちゃんと守らないといけませんね。
そして何よりも、小さな命が私を生かしていることを痛烈に実感した一日でした。
さて、趣味として釣りを続けるかどうかですが…正直まだ分かりません。
だって、まだ一匹も自分で釣れていませんから! とりあえず、のんびりペースで一匹釣れるまでは、もう少し挑戦してみようかなと思っています。
▼夏の釣りには帽子を忘れずに




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