「犬がお札を破いた!」この絶望にも似た状況、あなたならどうしますか?
ある朝起きたら、リビングの床に1万円札が3枚散らばっていました。
一瞬脳がフリーズしました。
犯人はもちろんこのお方。

わたし知らない!
そしてよーく見ると、3枚のうち1枚のお札の左上が欠けている。かわいいかわいい愛犬S(イタリアングレーハウンド)が、1万円札の左上の角を2センチ程かじり取ってしまいました。

え、ちょっとまってよ
途方にくれました。
欠けたのは左隅だけなので、しれっとレジにだしちゃおうかな、いやいやその場で拒否される可能性大ですよ。
え、じゃあ口座への入金としてATMにいれちゃおうかな、いやいやATMも頭いいから形が異なるものを受け付けないかも。
わたしの貴重な1万円札をどうしよう。いろいろな方法を考えましたがどれも適切でない気がします。
でも、意外と簡単に解決できました!あっけなかった。
今回は私の実体験を元に、破れたお札の交換方法と、その時の注意点をご紹介します。
破れたお札、どうする?
破れたお札を見たときに頭によぎった方法は、先述の通り。
- お店の支払いに使用する
- ATMへの入金
どちらも好ましくないです。

もちろん貼り付けてもだめ
欠けたお札は受け取り拒否となる可能性があります。
ATMへ入れるのは絶対にNGです!
ATMは破れたお札を受け付けないだけでなく、故障の原因になることもあるそうです。
日本銀行での交換はハードルが高い?
ネットで調べてみると、日本銀行で交換できるという情報が出てきました。
日本銀行は、法令等に定める基準に基づき、損傷したお金の引換えを行います。
また、流通に不便なお金(例えば、既に発行を停止している肖像が聖徳太子の一万円券や記念貨など)についても、引換えを行います。
この引換えは、日本銀行の本店とすべての支店において受け付けます。
おお、日本銀行ね、行ったことないから行ってみたいかも。
と思いましたが、日本銀行がどこにあるのかも知らないし、お札の交換に電車賃かけて行く意味ってある???
それに「予約が必要」とかさらに行く手を阻む情報が見つかりました。
これはわたしにとってはハードルが高く感じられました。
意外な盲点!普段利用している銀行の窓口へ!
そこでわたしが試したのは、普段利用している銀行の窓口です。
午前休を取得したときにふと思いついて、ダメ元で持っていきました。
フロアの案内係さんに、恐るおそる聞いてみたところ、なんとあっさり「口座に入金という形であれば対応できます」ですって!
その場で破損具合を見てもらったところ、パーツが足りないところがあったので、「窓口で鑑定します」となりました。
必要書類を書いて(名前と口座番号を書くだけ)、お札とキャッシュカードと一緒に提出しました。
「鑑定」なんて言われたから、やっぱり日本銀行に行くのかなあなんて、ちょっとわくわくしながら待ちます。
その日は窓口ががらがらで数人しかお客さんがいなかったので、なんとあっさりすぐに呼ばれました。銀行は待つイメージしかなかったので拍子抜けしました、
そして何事もなかったかの様に、入金通知書を発行してくれました。無事に交換終了です。
お札の破損がひどい場合は、日本銀行での交換になる可能性もありますが、まずは身近な銀行の窓口に相談してみるのがおすすめです。
お札交換のポイントと注意点
- ATMには入れない!故障の原因になります!
- まずは普段利用している銀行の窓口へ相談!意外とすんなり交換してくれる可能性があります。
- 紛失した破片が小さい場合は大丈夫なこともあるようです。(破損の度合いによると思われます)
- 日本銀行での交換も可能。銀行窓口で対大生してもらえなかったり、破損がひどい場合は日本銀行に相談するのが良いと思われます。
一万円、わたしには大事な一万円です。
今回、ダメ元で銀行窓口に行きましたが、スムーズに対応してもらえて本当によかったです。銀行の窓口って何年かぶりに行きました。
今はATMやネットバンキングで対応できることが増えているので、昔のように延々と待つことも少なくなったのかもしれませんね。
犬と暮らして7年になりますが、こんな事は初めてでした。見つからなかったお札のかけらは、Sが飲み込んでしまったのでしょうか...
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