パソコンを買い替えました。
今まではASUSのノートパソコンを使っていたのですが、起動に時間がかかるようになり、WebSiteひとつ開くのにも時間がかかるなあと思っていたら、とうとうWordやExelで文字を打ってもそれが画面に表示されるまで1分位かかるようになってしまいました。
なんででしょうね、多分私の使い方が悪すぎるのだと思います。興味の向くままにいろいろインストールしたりしましたから。ただ、7-8年は使っていたので寿命だったのかもしれません。
そんなわけで、このブログの更新もずっとiPadとスマホでやっていました。だけどやっぱりやりづらいし、PCでないと不便なわけです。そこでパソコンを買い替える決心をしました。
だけど、PCって高ーい買い物です。潤沢な資金があるわけではありません。我が家はT氏の転職によって世帯年収大幅ダウンが決定しております。
ノートパソコンってスペックにもよりますが、office無しでも少なくとも10万円はかかってしまいます。あ、わたしはPCは買ってきたものをそのまま使うことしかできない素人です。裏側開けたり、メモリ増設したり、自分でWindowsを入れたりとかはできません。
どうしようと考えていた時に、同僚がパソコンを買い替えた話をしてくれました。その方は割とPCに詳しい方なのです。

デスクトップを買ったよ。外に持ち出す必要もないし、9万円くらいのだけど十分だよ。

そっか、ノートPCでなくてもいいよね。
そうなんですよ、何もノートPCである必要なんてありません。だってカフェでPCとかしないし。どうしてもしたかったら、iPad持っていくし。
幸いうちにはキーボード、マウス、ディスプレイがあります。
そんなわけで、「デスクトップ」「10万円以下」という条件で検索を始めました。
勇気を出してミニパソコンを買ってみた
デスクトップなら中くらいのスペックで10万円以下がありそうです。わたしがパソコンに求める条件は以下の通りです。
- 最新型でなくてよい
- officeは今は必要ない(必要になったらなんとかする)
- ゲームはしない
- メモリは少なくとも8GB、できれば16GBほしい
- Wi-Fi接続、Buletoothが使えること
こんな感じで探していたら、世の中にミニパソコンというものがある、そしてこれは小さくて安いということを知りました。
PC Watchさんのサイトで詳細を確認しました。

小さくて安いとか、理想的なんだけど!
より、ミニパソコンを買ってみよう!と決心しました。
スペック
PC Watchさんのサイトに掲載の以下の表を参考に購入モデルを検討しました。
インテルCPUはもうそれだけで高くなるので、Ryzenだね、ということで。
CPU名コア | コア/スレッド数 | CPU性能 | グラフィックス性能 | ミニPCの価格帯 |
Ryzen 9 7940HS | 8コア/16スレッド | 高 | 高 | 比較的高い |
Ryzen 7 7735HS | 8コア/16スレッド | 中 | 高 | ミドルレンジ |
Ryzen 7 5800H | 8コア/16スレッド | 中 | 中 | ミドルレンジ |
Ryzen 5 5625U | 6コア/12スレッド | 中 | 中 | 比較的安い |
Ryzen 5 5500U | 6コア/12スレッド | 低 | 中 | 比較的安い |
中流にしがみつきたい凡人のわたしはRyzen7あたりにすることにしました。
購入したのはMinis Forum UM680
ミニスフォーラムは香港の会社のようです。ミニPCのメーカーはいろいろありましたが、びびりなわたしは口コミ検索しまくってやっとやっと決めることができました。
▼公式サイトが一番お買い得でした!
スペックも価格も申し分なし。
- Ryzen7 6800H
- 16GB RAM+1TB SSD
- Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.3
- Windows 11
購入から到着まで何日かかった?
ミニPC専門店【Minisforum】公式サイトで注文してから手元に届くまでの日数です。
ほかの方の情報だと14日くらいはかかるだろうと思われたので、思ったより早く受け取ることができました。しかも年の瀬の繁忙期に。ちなみに配送は佐川急便さんでした、ありがとう。

中国からの発送。包装もきれいでした。
初期設定をやってみた
到着したら早速セットアップです。口コミの中に以下のようなものが散見され、不安がありましたが、もうやるしかありません。
- 説明書が全然ない!
- 付属の説明書(ぺら1枚)の意味がわからない
- 最初から素人は相手にしていませんよ
えー、わたし素人なんだけど、と思いながらやりましたが、結果全然問題なかった!大丈夫です、素人のみなさん、普通のPCセットアップと同じです。
内容物の確認
同梱されているものはいたってシンプル。必要最低限のものです。このほかに、マウス、キーボード、ディスプレイが必要です。

本体、取り付け器具、電源、HDMIコード
付属されていたHDMIコードは短かったので、ディスプレイと距離が必要な場合は用意しておいたほうが良いと思いました。ディスプレイへの取り付けはしないので使いませんでした。
セットアップをやってみた
電源コード類をつなげて、マウスのUSBをつなげて電源をいれるとPCが起動します。
自動的に初期設定の画面になるので、あとは画面に従って操作してゆけばあっとゆうまに設定完了です。
- 言語を日本語で設定します

「日本語」を選んで「次へ」をクリック
- 「これは正しいキーボード レイアウトまたは入力方式ですか?」で、「Microsoft IME」が表示されるので「はい」をクリック
- 追加のキーボードレイアウトがあれば設定、なければ「スキップ」をクリック
- ネットワークに接続する。LANケーブルまたはWifiで接続します。
付属の説明書に「起動設定段階では、ネットワークを接続しないでください。」とかいてありまして、ここはちょっと悩みました。
でも接続しないで進めようとしても、先に進まないのでWi-Fi接続しましたが問題ありませんでした。 - ライセンス契約を確認して「同意」をクリック
ここまでは順調でしたが、問題が発生しました。
有線またはUSBのキーボードが無い
わたしが準備していたキーボードはBluetooth接続でした。

そんな無駄な買い物したくない。
そこで思いつきました、「スクリーンキーボード」が使えない???
あっさり解決しました、スクリーンキーボードで初期設定が可能です!
スクリーンキーボードで初期設定した
- 画面右下の人型マーク(赤丸のところ)をクリック。
- スクリーンキーボードをクリックして「オン」に変更(紫丸のところ)
画面にスクリーンキーボードが出現!!
スクリーンキーボードをマウスでクリックすれば、文字入力が可能です。
セットアップを完了させよう
- デバイスに名前をつける。
- デバイスの用途を選択する
家で自分が使うので、「個人用に設定」を選択しました。 - 「Microsoftエクスペリエンスのロックを解除する」で、「サインイン」をクリック
- 「Microsoftアカウントを追加しましょう」で、以前のノートPCで使っていたMicrosoft アカウントを入力し、「次へ」を選択、パスワードも入力しました。
- 次の画面では、以前のノートPCの復元のため「PCから復元」を選択。(PCの引っ越しが便利になりましたね)
- PINコード設定を行う
そのあと、更新が2回くらいありました。更新が終われば、以前のPCの続きのように使用できるようになりました。
ミニスフォーラム UM680 使ってみての感想
初期設定が終わってから約2週間使用しての感想です。
今までの使用は
- WordPressで本ブログを書く
- インターネット検索
- メール
程度の使用です。
PCの起動は極めてスムーズ、早い!ストレスが解消されました。
インターネットもタブをたくさん開いても問題なく動きます。今のところ、素人が普通の使う分には全く問題ありませんでした。
わたしにミニパソコンなんて使えるかな、と恐る恐る買いましたが大満足となりました。
小さいので机の上もすっきりです。シンプルライフを目指すわたしにはぴったりのパソコンを購入することができました。
あとは大切に使って、できるだけ長く活躍してもらえるといいな!
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