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共働きの家計管理事情 40代子どものいない夫婦 失敗を経てたどり着いた方法

秋がグッと深まり冬の訪れを感じさせる気候になりましたね。うちのS(イタリアングレーハウンド)にも洋服が必要な季節になりました。

寒いね寒いねと言っていますが、我が家はT氏の転職に伴い懐も涼しくスースーしております。

残念がってばかりもいられませんので、いいチャンスと捉えて家計管理の見直しをしたいと思っております。とは、言ってもまだノーアイデアでしばらくは様子見ということになりそうです。

基本的な家計管理方法を変えるつもりは無いので、今回はわたしたちの家計管理方法を紹介したいと思います。

一般的な共働きの家計管理方法

まず世の中の共働き世帯の一般的な家計管理方法です。4パターンとか5パターンに大別する方法が多いようですが、ざっくり考えると以下3パターンではないでしょうか。

  1. 項目(費目)別管理パターン
  2. 共同口座パターン
  3. 一馬力パターン、もう一人の分は全部貯金

項目別管理パターン

職場で聞くと結構多いと感じるのがこのパターンです。食費は妻、家賃やローンは夫とかいうように費目別に負担する部分を分ける形。

このパターンだと自由に使えるお金が増えそうですね。うちは、「共同口座」型なので詳細不明ですが、この場合二人で出かけた時や外食の時はどうするのでしょうか?

友人が離婚をしましてその時の財産分与に関する話を聞いたことがあります。友人はその時項目別管理パターンだったそうで、外食の時に多く払ってもらったりしていた、と言っていたので交互に払ったり、主に収入の多い方が払ったりするのでしょうね。

このパターンの場合、家電の買い替えなどまとまったお金を支払う時にどうするのか、ゆるくても良いのでルールがあったほうがスムーズな気がします。

富士山がきれいに見える季節になりました

共同口座パターン

はい、うちはこのパターンです。

調べてみると共同口座パターンにも数種類あるようで、毎月定額を共同口座に入れるケースと、いったん全部共同口座に入れて、お小遣いをそれぞれに分配するケースがあるそうです。

でも、どっちのケースも家計に関するお金を一つの財布から出す、ということには変わりないので結局は同じことでは?と思います。

一馬力パターン

ああ羨ましい、それ以外コメントなしです、はい。

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わたしたちの家計管理方法を紹介します

わたしたちは共同口座パターンです。

お互いの年収や貯金額を知らない家庭もあるそうですが、うちは(誤魔化していなければ)お互いに全部オープンにしています。T氏もわたしもそうゆうものだと思っていたので、別に躊躇はありませんでした。

結婚する前にですね、言ったんですよ。「源泉徴収票と貯金額を公開して、家計管理を考えよう」と。T氏も別にいいよという感じだったので、結婚当初からバレバレなので今更隠そうという気もありません。

話し合いにより家計管理方法は以下の通りに決まりました!

結婚前のお金は各自自由に管理する
結婚後はお小遣い以外を共同口座に入れる
共同口座は食事を準備するのでわたしが管理する

ずーっと思っているんですけどね、共同口座用の銀行口座を開設したんですが、管理の都合上わたしの名義なんですね。銀行も共同名義で口座が作れたらいいのにって思います。わたしが急に死んだらこのお金引き出せるのかなって、ちょっと心配になります。

結婚から3年までの家計管理

最初の3年間の管理は失敗したなあ、と思っています。わたしの母が専業主婦だったので、「家庭の奥さん」てゆうのは生活費の中で生きるもの、みたいな大いなる刷り込みがあったんですよね!

ずーっと頑張って働いて一人暮らししていたのに、結婚ってなった途端急に「昭和の女」になってしまったわたし。(本当に昭和生まれだけどね!)

T氏は二人で考えたお小遣い額以外を共同口座に入れますが、なんとわたしはお給料の全額を共同口座に入れて、生活費の中からお小遣いを出していたんです。

お小遣いを節約しようが何しようが自分の貯金は全く増えないという、詐欺みたいな状況でした。

当時は今みたいにキャッシュレスが進んでいなくて、スーパーとかドラッグストアとかほとんどが現金払いでした。なので、口座をわけて管理が無理だったのです。口座を分けるってことは、お財布を二つもつ必要があって、そんな面倒なことはわたしには無理でした。

当時は今よりもお給料も良かったので、本当にしくじったなあーと思っています!これから新生活に入るみなさま、この方法は絶対にやめた方がいいです!結婚しても自分だけのお金を大切にしましょう!

結婚4年目から現在の家計管理

結婚してからわたしは1回転職をしました。現在の職場です。その時にT氏が言ってくれました。

T氏
T氏

給料は自分の口座に入れて、定額を共同口座に入れなよ

あ、ありがとう、今でもこれを言って貰った時のことを覚えているけど、嬉しかったなあ。T氏も最初の方法の失敗に気がついていたのですね。

本当ならわたしが自分で言うべきことでした。すっかり昭和の奥さん気分に浸って自立した気持ちを失っていたのかもしれません。大反省。

そんなわけで、現在は以下の通りとなっています!

お互いにお小遣いを除いた額を共同口座(=かけいさん)に入れる
生活費は全て共同口座から

お小遣いから出すのは以下の項目です。

平日の昼食代
美容院、床屋代
友達と遊ぶ費用
趣味の買い物
楽しみとして買う衣服
将来のため計画的に行う以外の投資資金
一応お小遣いから出すものとそうでないものを分けていますが、スマホ買い替えたいとかパソコンとか、コートや靴など値の張る買い物はその都度話し合いで共同口座から出したりしています。
ちなみに、共同口座のことを親しみを込めて「かけいさん」と呼んでいます。
わたし
わたし

くつ欲しいんだけど、かけいさん出してくれるかな〜

お小遣いは潤沢ではありませんので、下着やシャツ以外はかけいさんに買ってもらうことが多いです!

日々の支出の支払い方法

ふたりで1つの口座を使うので工夫が必要です。

うちでは結婚当初から家族カード方式を採用しています。

いつの頃からか現金をほとんど使わなくなりました。100均でもカードで支払います。

わたしが食品などを買う時は、共同口座であるかけいさんから引き落とされるクレジットカードで支払います。

T氏が食品などを買うときは、かけいさんから引き落とされる家族カード(クレジットカード)で支払います。

かけいさんはわたしの名義なので、T氏がかけいさんのクレジットカードを使うために家族カードという選択になりました。

お互いにクレジットカードで支払いしますが、自動的にかけいさん(=共同口座)からの支払いとなります!

家計管理アプリにそれぞれのクレジットカードを紐付けしているので、何を買ったか一目瞭然でバレますので、どちらかがかけいさんのお金をばかばか使っちゃった、とかいう事態は今の所起きていません。

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貯金のシステム化

支出管理の他に、貯金の管理も大事ですね。

銀行の自動積立で先取り貯金

わたしたちは、共同口座から毎月自動積立を続けています。T氏は結婚するまで全てのお金を普通預金に入れていました。別に問題はないですが、普通預金にあるお金ってすぐ使っちゃいそうで心配なんです。

わたしは独身時代から、毎月少しずつ銀行の自動積立をしていましたので、結婚後も同じようにしています。少額ですが、何年か経つとまとまった金額になりますのでお守り的な感じです。

積み立てNISA

旧NISA時代から、わたしの枠を使って積み立て投資をしています。T氏は自分のお小遣いから積み立てをしているようです。

わたしのお小遣いでは積立投資に回す余裕はありませんので、わたしの枠を使ってかけいさんに積み立てをしてもらっています。将来的には二人の老後資金の足しにする予定です。

Ideco

ふたりともイデコで積み立て投資もしています。少額ですが節税メリットがあるので続けています。このお金はふたりとも共同口座から払っています。

共同口座はわたしの名義なので、T氏には年の初めに1年分をまとめて現金で渡します。

家計簿は続かないタイプです!

結局のところ、使い方が大事

ふたりともファッションにあまり興味が無く、お金のかかる趣味もありません。車も所有していません。世の中的にはケチの部類に入ると思います。

例えば、休日の昼食をマクドナルドで買うのは「高いね」と躊躇します。(最近のマックは実際高いけど)

買ったとしてもセットを頼むのは1人分にして、もうひとりは単品で頼み、ポテトは分け合う、とか。

スターバックスでは、一人が先にコーヒー頼んで、もうひとりはその後ワンモアコーヒーで頼みに行く、とか。

だけど、

毎日使うものはちょっと良いものを!

例えば、醤油、みそ、たまご、鶏肉、納豆、のり、はちみつ うーん、食べ物ばっかり。

その他には、Sのドッグフード、定期歯科検診(ヒトとイヌ)、本、とか。

それから、

気に入ったものを長く使う!

安くても高くても気に入ったものを買う、買ったら大切に長く使う。

今年、となりの億万長者-成功を生む7つの法則という本を読みました。この本から、結局のところ使い方がダメダメだとどんなに稼いでもお金は貯まらないということを学びました。

分かってはいましたけど、実際に1万人以上のアメリカの億万長者にインタビューとアンケートをした結果なので、納得感が全然違います。

▼億万長者には程遠いけど、行動を真似して近づきたい!

T氏の転職によって年収が下がりますので、これからもこの通り続けられるかどうかわかりません。ドキドキしますね!

積み立て貯金とか積み立てNISAの金額を減らさないといけないかもしれません。

T氏の新生活が落ち着いて、家計管理方法が変わったらまたブログに書きたいと思います。

▼T氏の転職はこちらからどうぞ

 

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