PR

株、始めようかな? 熱しやすく冷めやすい私が、少額投資で「経済って楽しい!」と気づいた話

株、始めようかな?というブログ記事のアイキャッチ

最近世間話や友達との会話の中に、投資の話がよくでてくるなあと思います。

わたし
わたし

正直に言うけど、お金のはなし大好き。

わたしが初めて投資というものに触れたのは、もう20年くらい前のことでした。

その頃、「投資信託の積立」が一般人にもやりやすくなった時期だったのかもしれません。初心者向けの本が出版されていて、わたしもそれで積み立て投信をやった記憶があります。

とにかく手数料の少ないのを選んだはずでしたが、今となってはかなりの手数料率だったなあと思います。

数ヶ月積み立てたのですが、そもそも投信ってものがよくわからんなあ、となって積み立てを止めてそのままに放置していました。まさに、私の熱しやすく冷めやすい性格が発揮された瞬間だったのかもしれません。

放置していた投信が教えてくれたこと

それから長い年月が経ち、世の中は旧NISAの制度改正や、個人投資家が株取引を始めやすい環境へと変化していきました。

「わあ、すごい!(よくわからんけど)」と、私もなんとなくブームに乗って、旧NISAでの積立投信を始めました。

わたし
わたし

流行りものは一度試したいタイプです。

といっても、毎月積み立てられる額は限られます。少額ではありましたが積み立てを開始しました。

そのとき、昔積み立てていた証券口座を利用したので、前回放置した投信が目につきました。

おや、と思いました。

そもそも積み立て期間が少ないので大した額では無いのですが、確実に増えてはいたんです

これは…

もし少額でもずーっと積み立てていたらなかなかな事になっていたのではないだろうか!

そのときにやっとわかりました。

ああ、投資信託って置いておくと増えるのね。(もちろん減ってしまう事もあります)

この小さな気づきが、わたしの中の投資への興味を再び掻き立てた瞬間でした。

スポンサーリンク

夫のニヤニヤから始まった株への興味

わたしが旧NISAで積立投信を開始する少し前、夫のT氏が個別株取引を始めました。

T氏
T氏

お金大好き。日経新聞大好き。

利益が出ているのかどうかよくわかりませんが、毎朝ニヤニヤしながらスマホの取引画面を見ているわけです。なんか楽しそう、と思いました。

だけど、わたし、経済ってものに本当に興味がなかったんです。

よその会社がどうなろうとどうでもいい。わたしの生活に関わる会社が普通に営業してくれればどうでもいいって思っていました。

だから、そもそも株取引なんてできないなあと思っていました。

でも、なんか楽しそう。

それに、配当金がもらえる場合もある、ということでごくごく簡単にT氏から株取引のルールを教えてもらい、やってみよう!と意気込みました。

わたし
わたし

配当金がほしい、ほぼそれだけ。

たまたま、その月の株情報の雑誌(ダイヤモンドZai)を夫が買っていたので、その中でよさそうな銘柄の中から、興味ある分野の会社の株を買ってみることにしました。

できるだけ安く買いたいので指値をしたのですが、なぜかその会社どんどん株価が上がり続けて買うことができませんでした。

そうこうしているうちに、わたしの株への興味関心はどんどん薄れてゆきました。

わたし
わたし

なんだ買えないじゃん、じゃあいいよ。

ブームが去ってしまったんですねえ…。結局1株も買わずにそのブームは過ぎ去ったのでした。さようなら。

新NISAで再燃!やっと念願の1株

そして、第二のブームがきました。新NISAです。

新NISAが始まる前の11月頃からまたブームが押し寄せてきたわけです。

なんとなく、また買いたいなあと思ってT氏愛読のZaiを見始めました。このころってあっちでもこっちでも新NISAのことばっかりだったように思います。

株式が分割されて個人投資家も買いやすくなった!とか、毎年連続増配の配当株で配当金生活だ!とか。優待株でお得生活!とか。

こういうのが叶うのって、本当にごく一部の人でしかも昔からこつこつと続けてきた人だけってことはよーくわかるんです。

でも、なんかわくわくしてすごく楽しい気分になったんですよね。それで、よし、私もやるぞ。新NISAで長期保有だ!と再び意気込んだわけです。

12月になってから銘柄をさがして、新年の取引き開始のためにお正月にはさっそく指値をいたしましたよ。

そうしたら、それがささってやっと念願の株が、生まれて初めて株を買えたわけです!

ちなみに初めて買った株は以前指値で買えなかった会社ではありません。まったく別の会社です。一過性のブームが去り、別のブームに乗ったという、本当に熱しやすく冷めやすいなあと自分でも感心します。

株を始めて気づいた「経済に参加している感」

そのあとも数銘柄購入しました。

実際に買ってみると、頻繁に売買するわけでは無くても株価の値動きが気になるし、会社の業績だけではなくて政治家の発言や世界情勢によって株価が動くことがよくわかります。

まだ全然わかりませんが、今はうすぼんやりと「そうか、こういうことがあると株価が動くんだ」というのが見えてきたように思います。

あとは、ほんの少し、ほこりくらいの重さしかありませんが、経済に参加している感があって楽しいんです。

世の中の流行っているものを見つけたり、この製品やサービスいいなあと思ったり、昔からこの会社のこれが好きという自分の感覚にも気づくことができます。

初心者 投資として、このくらいの株の購入は楽しむのに最適だったなと思っています。

私の切実な悩み:売るタイミングがわからない

ところで、肝心の成績なんですが、まず、買っても売るということがほとんど無いので、よくわかりません。

本当はもう少し売って利益を確定させたりしたいんですけどね。

わたし
わたし

むむむ、大問題。

売りづらい原因はわかっています。

  1. その会社に愛着がわきすぎて手放せない。もともと興味のある会社の株を買うので、売れなくなってしまう。
  2. 買った瞬間から株価が下がり続けて売れない。いわゆる塩漬けですねえ。損切りルールを設けてちゃんと切り捨てるってことが大事とわかっていますが、損切って難しいですね。
  3. 上がったら上がったで売り時がわからない。上がったら嬉しいし、応援の気持ちもあるし配当金もいただきたいのでこれはしょうがないかなと思います。

だけど、利益確定して少しでも利益がでたら嬉しいわけですよ。

だから少額でもいいから毎月利益を実感したい!

これが今の切なる願いです。どうせNISAの枠は使いきれないんですから。

「お遊び」と割り切った少額投資ルール

という訳で、考えてみました。

  • 個人的な愛着のある会社の株は長期保有用として切り分ける。
  • 特に愛着はないけど、よさそう、上がりそうと思う株を買う。
  • 買えたら、売却価格をすぐに設定し指値し続ける。(利益は少額でよい)

そもそも資金がそんなにありませんから、このルールは個人的お遊びです。お遊びと割り切れる額でやってみることにします。

これを開始して2銘柄購入しましたが、実はまだ両方とも売れていません。

なんでなんでしょうか、よさそうと思って購入すると下がり始めるんですよねえ。毎日心の中でその会社を応援し続けています。

よさそうと思ってから一呼吸おいて値動きを数日観察すべきかな、と思いますがわたしのことだから数日おいたらマイブームが去って、その株なんてどうでもよくなってしまいそうです。

ということで、もう少しこのルールで続けたいと思っています。がんばるぞー!

▼投資投資って言ったって、目の前の現金の方が超大事なのは変わりません

▼投資でどれだけ利益が出ても、家計管理がざるだったら意味がない

コメント