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40代の夫が転職!#3 面接と適性テストを突破して内定をもらったけど、年収大幅ダウン!

転職活動って長いみちのりですね。

T氏の転職活動を横でみていてほんとうにそう思いました。

  1. 職務経歴書を書く
  2. 応募する企業を探す > 応募する
  3. 一次面接 > 適正テスト
  4. 場合によっては課題提出
  5. 二次面接 年収等交渉
  6. 内定通知

これを働きながら、しかも場合によっては数社平行しながらやるって、かなりハード!!!

あと、会社の人にばれないようにこそこそとやる、というミッションもついてまわります。

▼#1 転職活動の始まりと応募数や内定数はこちらです

▼#2 面接に呼ばれるための職務経歴書の書き方はこちらです

T氏は1年かけてようやく転職先を決めることができましたが、そこに至るまでの面接と、大幅にダウンした年収について書きたいと思います。

ひとと随分変わった転職面接

T氏もわたしも今までに転職経験がありますが、面接スタイルはずいぶん変わっていて驚きました。

一次面接はWeb面接があたりまえ
SPI試験も自宅で実施
といった具合に最初はWebで、というところが多かったので時代を感じました。新卒採用でも全面接をWebで、という会社があるそうですね、効率的だけどお互いに大丈夫なのか?なんて思ってしまいます…
T氏の場合は最初の面接とSPIなどのテストがWebで二次面接以降は対面で、という会社が多かったです。
一次面接はまだ先がどうなるのかわからないので、Webで行ってくれるのは双方にとってメリットだなと思いました。
対面面接とWeb面接が同日になってしまったことがあり、対面の後に家に帰ってきてWeb面接を受けるのは時間的に無理!ということがありました。
そんなときは、途中の駅にあった個室型のワークスペースを利用していました。便利な世の中になりましたねえ。

SPI試験対策

面接にすすんだほとんどの会社でSPI試験などの能力検査が実施されていました。昔はそんなにやらなかったような気がしますが、近年重視する会社が増えているのでしょうか。

T氏は普通のサラリーマンですから、もちろん能力適性テストなんて無縁の生活をしていました。本当に性格診断テストならばよいのですよ、もう普通に答える以外ありませんから。

問題はSPIなどの解かなくてはいけないテストです!

対策本を見せてもらいましたが、数学から離れて長い人にはこれは難しいのではと感じました。普通に解けるサラリーマンなんてどれだけいるんでしょうね。

でも、問題はパターンが決まっているみたいなので、対策問題を1冊やればあとは大丈夫な気もします。

そして、テストによって落とされたことは無かったので、参考程度なのだろうなと踏んでいます。

内定は3社、そのうちの1社に入社を決めました

1社目、始業時間前の30分が。。。

転職活動開始から凡そ7か月後、ようやく1社目の内定をいただきました!

T氏
T氏

や、やっとうかった

わたし
わたし
おめでとう!

やったー、と喜んだのですが、ぎりぎりまで悩んだあとに辞退してしまいました。

就業規則では9時始業なのに、8:50から全員参加の朝礼がある。この分は超過勤務に含まれない。
朝礼の前に全員で掃除をする。つまり8:30頃には会社にいなくてはいけない。
営業職でも直行直帰が許可されない、どんなに遅くなっても一度会社に戻らなければいけない。
最後の面接のときに、始業時間前の掃除と朝礼についてさらっと話があったそうなんです。だけど本当かどうかわからなかったので、T氏は8時半前にその会社に見に行きました。
そうすると、皆さん8時半ころにばたばたと出勤し、掃除らしきものをして、朝礼が始まった、ということです。
会社自体は将来性もあり魅力的だったのですが、就業時間前にこういったことを強制する会社がいまだにあるのか、と驚きました。
かなり悩みましたが、どうしても納得することができずに辞退となりました。
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疲れたころにいただいた内定2社目

1社目辞退から約2か月後、T氏はかなり疲れていました。そんなときにいただいた内定です。

T氏に後で聞いたところによると、内定をもらったとき「すごく嬉しかった」のだそうです。その会社にどうしても入りたかったわけではありませんが、疲れていて単純に嬉しかったって言っていました。

でも、この会社も辞退してしまいました。

夏休みと年末年始休暇が有給休暇だった
それほどやりたい仕事でもなかった
内定をいただいたと聞いて、条件を聞いたらがくっとしました。
有給消化率がとても高かったので、最後の面接でよくよく聞いてみたら、夏休みと年末年始休暇で有給休暇を消費するらしいです。
このような会社はわたしも初めて聞きました。価値観はひとそれぞれですが、わたしだったら絶対に無理ですね。言い切れます。
業界の特殊性から、などの理由もないのに妙に年間休日が少ない会社って、社員を信用していないというか大事にしていないように思えます。
内定をお受けするかはT氏が決めることなので、口出しはしませんでしたが内心では「断っておくれ!」って思っていました。
なので断ってくれて本当によかった!

3社目 ようやく転職先が決まりました

2社目辞退のあとに受けた会社から内定をいただき、この会社に入社がきまりました。

いやー、長かったな!

この会社の二次面接を受けた後、T氏が言いました。

T氏
T氏

この会社がダメだったら、もう転職はあきらめるよ。

これだけやって決められないなら、これ以上やっても無駄だと思う。

そうですね、そろそろ潮時が近づいていました。
T氏の目標であった「42歳のうちに転職」のタイムリミットも近づいていました。

そんなときにいただいた内定でした。

決め手はこちら!

完全週休二日制、年間休日多め
家から近い、乗り換えなし
現職に関連する異業種
上司になる人が同じ大学出身だった
会社の雰囲気とかは入ってみないとわからない部分がありますので、もう条件で選ぶしかないということですね。

あと、上司になる予定の方が、「あなたくらいの年齢の方が必要だった」と言ったそうで、今までに最終選考で年上の方に負けたこともあるので、嬉しかったようです。

転職するときって、やりがいや仕事の内容も大事ですが、わたしたちにとっては環境が大切ってことがとてもよくわかりました。

とくに、休日や規定の勤務時間に関することです。

やりがいのある仕事を思いっきりやって、相応の年収をいただくことも大事ですが、わたしたちの暮らしもすごーく大事!ってことを再確認することができました。

年収が大幅にダウンします!

いいことばかりではありません。年収がものすっごく、ものすごーくダウンします。

いくら下がるかっていうと、おおよそ200万円以上。


覚悟はしていました。書類審査に応募していた時点で、どの会社も条件として提示している額が低かったので…

それでもなんとか許容範囲を出してもらえるように交渉しました。そうゆうわけで許容範囲ギリギリの年収となったのです。

ニュースで企業の賃上げ率が過去最高!とかパワーカップル!とかしょっちゅう聞きますけど、実際にそんな人っているの?って思ってしまいました。

いないことはないのでしょうけど、ごく少数なんだろうなと実感しました。

メディアで景気のよい話にさらされ続けると、あたかも大多数の人が賃上げの恩恵をうけていて、共働きはみーんなパワーカップルみたいに思ってしまいます。しっかりと現実を観ないとだめですね。

そんなわけで、T氏の年収は大幅ダウンとなってしまいました。

年収ダウンは残念ですが、楽しく仕事をすることができれば年収ダウンに意味があるんだろうなと思います。新しい仕事は始まったばかりなので、吉とでるか凶とでるかわかりません。

もし、これで仕事も微妙というか最悪な感じだったら、と考えると不安になります。が、先のことは考えてもしょうがないので、考えないことにします!

年収は大幅に下がりますが、わたしは変わらず働き続けますし、そもそもうちはそんなにお金のかからない暮らしをしています。

こうゆうときに、シンプルな暮らしにしておいてよかった!と心から思います。

長々と夫(40代)の転職活動記録にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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