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40代の夫が転職!#2 面接につながる職務経歴書を作成しよう

夫T氏の1年間におよぶ転職活動の大事なアイテムである職務経歴書について紹介します。

▼#1転職活動を始めた理由、応募総数などはこちらからどうぞ

前編では転職するにいたった理由や転職エージェントに登録して、応募しまくり、書類審査で落とされまくった現実を紹介しました。

40代の転職は「書類審査に通らない」が普通だと思います。
同時期に転職活動していた知人(男性、T氏と同年代)は書類審査で落とされまくるので結局1社も面接に行くことなく、転職活動をやめてしまいました。
続けるのも辞めるのも自分次第なので、どちらも正解だと思います。
でもちょっと待って!、「転職したいけど全然通らないし、もう無理だ」と早々にあきらめるのはもったいないと思います。
T氏は職務経歴書等の書類を工夫して、何回も書き直して応募し続けるとそのうち面接に呼ばれるようになりました。
わたしは転職や就職の専門家ではないので正解はわかりませんが、T氏の活動を横で見ていて感じた効果的な職務経歴書について紹介したいと思います。

書類で落とされないために、職務経歴書で工夫したこと3つ

T氏の転職は2回目です。
1回目はまだ20代のころだったので、職務経歴書は大した工夫せずとも何社も面接に呼ばれ、あっという間に現在の会社に就職が決まったそうです。
若いってすごい、それだけで価値があるのですね!
T氏は前回と同じ様にはいかない事を認識していましたが、改めて聞いてみると予想よりも厳しかったようです。
T氏
T氏

こんなにも落とされるとは思わなかった

とにかく書類でおちる!落ちる!
T氏から職務経歴書について客観的な感想が欲しい、といわれて最初に作った職務経歴書を見せてもらったら。。。これが、ひどかった。
誤字脱字
主語が抜ける、何言っているかわからない(文章が適当)
具体的な数字や事例がない
わたし
わたし

第三者がみたときに、これでは何ができる人かわからない!

ということで、何回か二人でやりとりをして修正をしました。
その後も、転職エージェントの担当さんに見ていただいて修正を加えたようです。
すると少しづつ、書類審査への通りやすさがだんだん上がってきました。
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最初は応募しても全然通らなかったのが、少しずつ面接に呼ばれるようになり、
最後の3か月間くらいは、ほぼ全ての会社で書類審査に合格するようになりました。
(それはそれで、面接がかぶったりして仕事の調整が大変すぎたらしいです)
T氏に最終的に完成した職務経歴書のポイントを聞いてみました。

pureグミで星型がでた!

1.最初に仕事の成果を3つ

職務経歴書、ってくらいだから、職務経歴書をまず書くスタイルが一般的だと思います。
T氏はまず先に、自分の今までの仕事の成果を3つだけ上げました。
この3つというのがポイントだそうです。
もう少し書きたくなるところですが、書類選考する人も忙しいのです。
とにかく誇れる事を3つに絞って書きました。
まずアピールしたい成果を3つだけ

2. 職務経歴に1の成果を裏付ける事例を盛り込む

例えば、成果に「新規顧客の獲得」と書いたら
職務の欄に新規開拓数や、実際に新規開拓した社名を書いてゆきます。
成果に「顧客のデータベース化」と書いたら、ITスキルを駆使して作成した事例を書く、というような具合です。
採用側は何ができる人か、を職務経歴書から読み取ろうとしているのだとおもいます。
成果を先にドンっと書いて、経歴の詳細のところで説明します。

成果 > 関連業績で裏付けの流れを作って、記載内容の信頼性を上げる

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3.枚数は多くならないことが鉄則、だけれども...

職務経歴書の枚数についてネットで調べると、以下の様にかかれていました。

A4縦サイズ1~2枚程度に、これまで応募者自身が経験してきた職務の内容(職務経歴)を自由様式で詳しく記載する書類です。

厚生労働省職業安定局 職務経歴書の作り方

その通りですよね、知らない人の自分紹介を何枚も読んでも仕方がない!
ですが、T氏は合計4枚になったそうです。
T氏は営業職なので、成果(売上や担当会社名など)を表にして組み込んだため枚数が増えました。
成果の表がスペースをとりましたが、表の中身は全部目を通してもらう必要はありません。
もちろん、見てもらいたい成果のみを書いているのですが、表の中の何項目かでもちらっと見てもらえれば、言いたいことは凡そ伝わるように思います。
さらに興味も持ってもらえたら、表をしっかり見てもらえばよいのです。
私の感想ですが、興味を持った人の表なら見たくなると思います。
2枚に収めることに執着しない、大事なのは全体の見やすさ

職務経歴書のファーストインプレッションを上げろ!

私の上司に採用活動に関わっている方がいます。
厳しい方で、大抵の方を落とします、ずっと募集をかけているのに面接しても全員落としてしまう方がいます。
(それが良いかどうかは別問題ですね!)
その方の言うことには、ずっと採用活動していると、職務経歴書を読まなくてもぱっと見でおおまかな「いける」「いけない」がわかるそうです。
職務経歴書の文字の大きさや、レイアウトで、物事を整理して考えられる人かどうか判断してしまうのだそうです。
たしかに、書類って読む前にぱっと全体を見ますよね。
・表題文字フォントを少し上げる、表題以外のフォントを統一する
・箇条書きや表をつかって簡潔にまとめる

・改行や適度な余白
若い方の転職は今後の伸びしろを考慮して、実績よりは適性や人となりが重視されるのではないでしょうか。
でも、30代後半以降の転職は何よりも「実績」が大事と思います。
それでもいくら実績があっても、職務経歴書で関心を持ってもらえないと何も始まりません。だって、知らない人だから。
職務経歴書の内容も大事ですが、プラス「読んでもらえる書類を作る能力」も見られているような気がします。

そのためには、何度も書き直しが必要と思います。
T氏は何回も何回も直しました。わたしが見たのは最初の頃数回ですが、あとは転職エージェントの担当さんに見ていただいた様です。
担当さんから見たら、T氏はできの悪い生徒だったと思います!
親身になって下さる担当さんで、仕事をつづけながらの活動が大変になったときに、「絶対に退職してはいけない」と何度も言われたそうです。
わたしは大した力になっていないので、担当さんが居なかったら無理だっただろうなあと思います。本当にありがとうございました。

次回は、今どきの転職面接と、大幅に下がってしまった転職先の年収について紹介したいと思います。

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