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夫がアイドルにはまった! 気持ち悪い?嫉妬する? その時妻はどう思うのか

夫がアイドル沼に堕ちました。

今まで好きな音楽といえば、フジファブリックとかサカナクションだったんだけど、青天の霹靂っていうのでしょうか。なんでそんなに急にはまったのかよくわかりませんが、ライブに行ったり、チェキ撮ってもらったりするのが楽しいみたいです。

夫のT氏が推し活を始めたきっかけと、押し活状況、妻のわたしがどう反応したのか紹介します。

アイドルとの出会い プエラの絶対値

約1年前、二人でショッピングモールに焼肉ランチを食べに行きました。ちょっと混んでいて、整理券を取って順番が来るのを待っていたら、何やらイベントスペースに男性陣が集まっています。どうやらアイドルが無料ライブをやるそうで、わたしは興味ゼロだったので、別の店を見に行きましたが…

T氏
T氏

面白そうだから、ちょっと見てみる。

わたし
わたし

わかった、わたしは別の店にいるよ。

そして、見事に堕ちましたよ。

ええ、焼肉ランチを食べる前にはLINEの友だち登録して、チェキまで撮ってました。

焼肉おいしかったなあ

その時のアイドルが「プエラの絶対値」です。

わたし
わたし

名前が意味不明だな。

キャッチフレーズは”絶対プラスになる女の子”

プエラはどこかの言葉で、「少女」「女の子」だそうです。

絶対値はマイナスの値を取らないので、「絶対プラス」ってことでしょうかね。

リーダーのまっちゃさんが、女の子が泣かなくてもいいアイドル活動を目指して、自らプロデュースされたそうです。

わたし、これには少々感動しました。アイドル活動している女性を見ると、なんか漠然と「嫌な思いもたくさんするんだろうな」って思ってしまうんです。

悲しんだり、諦めたりするのではなく、自分で理想を現実に変えようとしている、とても強い方なのだと思いました。かなり年下だけど、女性として応援したいって思いました。

さて、チェキ撮ってもらってご満悦になったT氏ですが、翌週には大き目の公園で行われていたアイドルフェスに行き、帰り道でさっそくLEDペンライトを購入していました。

それからは、仕事の都合がつけば平日夜のライブ、土日昼間のライブと足繫く通うようになりました。

さらに深みにはまった 可愛いって言わないと呪う!

ある日プエラの絶対値のライブから帰ってきたT氏が「対バンしてたグループがすごかった」といいました。それが「可愛いって言わないと呪う!」(略して、かわのろ)というグループです。いや、また変な名前きたな、と思いました。

T氏が言うには、ダンスがアイドルの域を超えていてすごい、のだそうです。このグループの白色担当のゆきだまさんにすっかりはまってしまいました。

それからは、かわのろさんのライブにいそいそと出かけるようになりました。かわのろさんのライブは女性客も結構多くて、ライブ全体の雰囲気も良いそうです。

他のお客さんから使いやすいペンライト情報を得て早速買い替えたりして。

▼ボタンでぱっと色を変えられるので、全メンバーの応援ができるよ。

 

T氏から話を聞くと、このゆきだまさんはなかなかすごい方で、T氏がXに写真をアップしたりすると、必ず見つけて「いいね」してくれるそうです。それをたくさんのファンに同じようにやっていて、アイドルってすごい!と感じます。

現在までの押し活費用 1年間で総額いくら?

約1年間のアイドル押し活でどのくらい費用がかかっているのでしょうか。

  • T氏は倹約家(けちとも言う)
  • T氏は余計なものを所有したくない
  • 押し活はすべて自分のお小遣いで行う
  • 地方まで遠征するような元気はない

この前提がありますので、大した額ではないことはわかっていましたが、調べてみました。

ペンライト

T氏が所有しているペンライトは3本です。

1本2,500円程度として、7,500円

ライブチケット

T氏が応援しているアイドルは、残念ながら「大人気」ではありません。そのためライブの費用は高くなくて1,000円から3,000円程度。

そして、無料ライブも多いので半分くらいのライブは無料ということです。無料ライブが多いというよりは、T氏が無料を選んで積極的に行っているのかもしれません。

ライブに行くのは月に2回程度ですので1年間で24回とします。そのうちの12回を無料として、有料ライブの価格を平均2,000円としてみます。

そうすると、ライブチケット代が24,000円。

チェキ撮影

ライブのお楽しみの一つに、メンバーとのチェキ撮影や30秒程度のトークがありますね。これも1,000円から3,000円なので、平均をとって1回2,000円で計算してみます。

T氏の手元にチェキが約20枚ありましたので20回くらいは撮影会に参加していますので、チェキ撮影代が約40,000円となります。

楽曲ダウンロード グッズ購入

楽曲のダウンロードはアルバムを1枚だそうです。これが約500円。

T氏は前述の通り、ものを所有したくない人なので、グッズ購入はありません。


合計金額は

約 72,000円
これは微妙な額な気がします。
単純に72,000円といったら高いと思いますが、1年間で自分の好きな事に費やした額なので、そう考えると大した額ではないようにも思います。
T氏が押しているアイドルたちがまだ発展途上なので、いろいろな単価が安いこと、T氏が倹約家であるが故にこの価格に収まったような気がします。
人によっては、高額な特典を購入したり、1回にチェキを何枚も撮影したりするので、そうするとかなりの額になると思われます。
T氏に自分の押し活について聞いてみると、自分がやっているのは押し活とは言えない程度のこと、だそうです。本当に熱心に活動している方は、T氏からみると「スペシャリスト」だそうです。そのアイドルやイベントを盛り上げるために、熱心に活動していてその方たちと同等には語れない、だそうです。
いや、もうよくわからないけど。

夫のアイドル押し活を妻はどう思うのか

夫がアイドル押し活をすることについていろいろな考えがあると思います。

  1. いっしょに押し活する
  2. 楽しいならいいと思う
  3. 気持ち悪い
  4. わたし以外の女性に夢中にならないでほしい

わたしは「2楽しいならいいと思う」です。T氏が楽しいと思うのならば、好きにやればよいと思います。ただし、お小遣いの範囲でどうぞ、ということです。

それから、T氏の話をいろいろ聞いて現代のアイドルってこんな感じか、と知ることも楽しいです。ライブには1度も行ったことありませんが、いつか一緒に行ってみてもいいかな、と思っています。

3や4の感情については、感じ方は人それぞれなのでなんとも言えません。わたしにも同じように夢中になれる「押し」がいたらどうでしょうか。(残念ながら「押し」といえるような対象人物はいないです)

もし、気持ち悪いと言われたら、夫の前では押しの話をしない、夫にばれないようにライブに行く、とかすると思います。

もし、他の男性に目をむけるな、と言われたら… 残念ながら今までそんな風なこと言われたことが1度もないので、どうするのでしょうかねえ。1度くらい言われてみたい気もします。

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