2024年12月、10何年かぶりにソウルに行った理由のひとつに、韓国ドラマにはまって、しまったから、というのが理由のひとつです。
きっかけはよくある理由ですが、Netflixの契約です。それまではKポップもよく知らないし、冬のソナタも観たこと無かったです。(今でもよくわからないけど)
それが、なんとなく韓国ドラマを、見始めたところ面白くて普通のテレビ番組を見なくなりました。
韓国ドラマの何が日本のものと違うのか、時々考えるんですが、独特の設定(財閥とか記憶喪失とか)以外に「作り物感の薄さ」、「セット感の薄さ」があるんじゃないかなあと思っています。
なんていうか、あり得ないストーリーなんだけど映像が豪華で本物感がある、というのでしょうか。お金のかけ方が違うんだろうなと思っています。
うまく言えませんが、その本物感にすっかり引き込まれてしまったため、ぜひとも実際のロケ地を観たい!となったのです。
出発までに好きなドラマで行けそうなところはあるか、T氏とふたりで調べてみました。
短い滞在で、ロケ地巡りだけするわけではないので、行ける場所は限られているわけです。そしてふたりのお気に入りドラマもそれぞれあるわけで…
厳選して訪れたロケ地を紹介します。
涙の女王 第1話 コンビニ
涙の女王はわたしはまだ見終わっていないのですが、T氏がこの秋にはまっておりました。
第1話でヒョヌがコンビニの前で泣いたりなんかしているシーンです。
到着の翌朝、朝食を食べに明洞に行って、その後に寄りました。

朝食の定番ソルロンタン
ロイヤルホテルソウルの横の道(ミョンドン11ギル)を入ったところにあるコンビニです。YMCAの1階。
コンビニの前にロケ地であることを示す旗があったようですが、既に他の物に上書きされていました!消費されるエンタメの哀しさを感じます。
でも、T氏は大喜びでコンビニ前のテーブルでひとりでドラマの再現をやってました。よかったね。
ホテルの横の道から短い階段をおりたところにコンビニがあります。
ヴィンチェンツォ 最終話 DDP
その日のお昼は、わたしが絶対食べたいと思っていたカンジャンケジャンを食べに行きました!
カニをこんなふうに食べるなんて知らなかったし、とろっとしていて美味しかったです。
このお店の直ぐ側にあったのが、ヴィンチェンツォの最終話に出てきた、東大門デザインプラザ(DDP)です。
ヴィンチェンツォにはまってましたので嬉しかったですが、それ以上に建物が面白い。東京オリンピックで一悶着あったザハ ハディド氏の設計だそうです。
韓国って街なかに素敵な建物が突如出現しますね。
ドラマの最終話のキスシーンな階段の場所はいまいちわからなかったのですが、最後にヴィンチェンツォを見送っていた広場はすぐにわかりました。
それにしても、ヴィンチェンツォ面白かったな〜なかなか過激な描写もあってびっくりしたけど。
その年、私たちは
同じ日の午後、T氏が大好きなキム ダミさんが出ている「その年、私たちは」のロケ地です。ほとんどが水原で撮影されていて、水原まで行くことも検討しましたが、滞在時間が限られているので諦めました。
ソウル市内にもロケ地がありましたので、行ってきました。
最終話 電話しながら歩く道
最終話で夜道を、キム ダミがチェ ウシクと電話しながら歩くシーンです。
ここのすぐ横に、ソウル工芸博物館がありまして、わたしこうゆうのが大好物なんです。もともと工芸博物館に行く予定にしていたら、すぐ横の道がロケ地とわかって歩いてみました。
ソウル工芸博物館はすごーくよかったです。入場無料だし中はきれいだし、何より展示されていた螺鈿の箱が素晴らしかった!

ソウル工芸博物館 こちらもぜひ!
その工芸博物館の横の道がロケ地です。
訪問した感想は…

ドラマと全然違う。
ドラマでは夜道が薄暗光っていて両側がレンガ?の高い壁で、その道が長く続いているように見えました。
実際は、レンガの壁もそのままで素敵でしたが、割とすぐ終わってしまう短い距離でした。このレンガの壁は学校の壁のようでした。
ドラマって撮り方次第で変わるんだなあと、逆に感心。
ふたりが通っていた高校 ソウル中央高校
ドラマの前半部分に出てくる、ふたりが通っていた高校です。ソウル工芸博物館からぶらぶら歩いて、北村韓家村を見学して高校へ。
この高校、冬のソナタですっごく有名になった高校のようですね。
放課後の時間帯でした、生徒たちがおしゃべりしながら下校したりしていて、日常の中に存在している感じがすごくよかった。
校門脇の売店では、未だに冬のソナタのポスターとかグッズがたくさんあって、不思議な感じがしました。その年、私たちはの物は何もなかったのが不思議。
冬のソナタが流行っていた頃は、観光客が大勢来ていたそうですが、わたしたちが行ったときは観光っぽい人は誰もいませんでした。
北村エリアからも近くて、ソウル工芸博物館〜ソウル中央高校まで一気に楽しめました。
ソウル市内のアクセスの良い場所ばかりだったので、食事や観光の合間に訪れる事が出来ました。
行くまではロケ地巡りって何が楽しいんだろうとか思っていたんですが…やってみると、すっごく楽しい!
ああ、ここで撮影したんだ〜とワクワクしました。わたしは、俳優さんに思い入れするタイプではなくて、ドラマそれぞれのストーリーにはまります。
ドラマは作り物なんだけど、作った現場に行くことで、そのドラマにより入り込めるというか…
翌日は、とりあえず皆が行く大人気ドラマのロケ地に行きました。次回に続きます。
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