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【東京から日帰り】勝浦朝市へショートトリップ

あっという間に今年も年末がやってきました、恐ろしい、とか思っていたらあっという間に年が明けましたよ。今年が災害の無い穏やかな年になりますように。

さて、わたしたちは年末に日帰り旅をするのが恒例行事です。

ここ数年の行き先は

  • 鋸山(千葉県)
  • 秩父(埼玉県)
  • 小田原(神奈川県)
  • マザー牧場(千葉県)
  • 木更津(千葉県)

千葉県が多いですね。これには理由があって、新幹線で行くところは年末年始の帰省混雑に巻き込まれてしまう可能性があるので、年末年始は躊躇してしまいます。よって、新幹線を使用しない(新幹線が無い!)千葉県が候補に挙がるわけです。

千葉県は新幹線がありませんが、特急や東京湾アクアラインを利用すれば2時間前後で到着できるので日帰り旅行にぴったりです。

さて、今年2024年は前から行きたかった勝浦(千葉県)に行ってきました。日帰り旅は帰りの時間が気になって急ぎ目になることが多いですが、今回はなんだかのんびりと楽しむことができました。

旅の始まりは、ネットで切符予約から

出発の数日前に行き先が決定しまして、その時に特急電車を予約しました。えきねっとでスマホから予約しました。今までもえきねっとで予約をしていましたが、今回初めて「紙のきっぷ無し」を選択してみました。なんか、紙で持っていないと不安なんですよ。使うときにネットに接続できなかったらどうしよう、とかスマホのバッテリーがなくなったらどうしよう、とか妄想が激しくて。

今回は新幹線ではなく在来線特急のわかしおを利用しました。在来線特急の場合は特急指定席券を購入しておけば、あとは求められたときに画面を見せればよいそうで、QRコードをかざして入場とかが不要だったのです。だからチケットレスを選択してみました。

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駅の入場と乗車券の支払いはsuicaなので、紙の切符は持ちませんでした。小さな事ですが、「無くさないように…」というプレッシャーが無いので気が楽でした。これからはできるだけチケットレスにしようと思います!

勝浦朝市で朝ごはん

朝の9時過ぎに勝浦駅に着きました。早速、朝市へ向かいます!

勝浦駅の真っ赤なストリートピアノ

勝浦朝市は日本三大朝市(輪島、呼子、勝浦)と言われていて、430年以上前から続いているそうです。時間は7時ころから11時頃までです。こういったところにはできるだけ早くに行きたいですが、電車で行くので9時が限界でした。

朝市へは勝浦駅から10分くらい、ぶらぶらと歩いてゆきました。朝市が近づくと何やら良い香りがします。おさかなを焼くような、いわゆる朝ごはんの香りが町に漂っていました。これだけで幸せな気分になりました。

そうそう、朝市で朝ごはんを食べたかったので、この日は特急電車の中で小さなパンを1個だけ食べてお腹を宥めすかしていきました。(わたしは朝ごはんを絶対に抜きたくないタイプ)

朝市に到着すると、道の両側にお店が出ています。野菜を売る方、コーヒー、スープ、スイーツ、手作りアクセサリーなど、いちいち足を止めたくなりますが、まずは朝ごはん!

朝市の通りを抜けて漁協の向かいの朝市新鮮広場さんへ。

魚介類の販売と丼もののイートインがあるお店です。とっても人気でわたしたちが行ったときは既に4組程並んでいました。

まずはお店のレジで先に注文をしてお金を払い、お店の前で待っているシステムです。支払いは現金のみです。呼ばれた時に居ないと飛ばされてしまうので、わたしたちは交代でお店の前で待ちました。待ち時間は30分ほどでした。お店で販売している干物を眺めたり、付近をふらっと歩いたりしていたらあっという間でした。

つやつやぴかぴか!

T氏の義理親子丼(サーモンといくら)とわたしはブリ丼、これにお味噌汁をつけて2000円ちょっとといううれしいお値段。お味噌汁は貝のお味噌汁で、体があったまりました。

ブリ丼はたっぷりとごはんが見えない程乗っていました。脂がのっていてとろけるおいしさでした!お腹が満たされ大満足の朝食となりました。

朝市でお買い物と食後のコーヒー

お腹が満たされたら、朝市見学とお買い物です。お店の人とお客さんが和やかにおしゃべりしていて、町が美味しそうな香りに包まれていて、のんびりした雰囲気が漂っていました。この日は冬の晴天で、寒かったけど日差しが降り注いでいて、多幸感につつまれてしまいました。

それから、あちこちにわんちゃん連れの方々がいて眼福なり。

朝市で肉厚な原木しいたけと塩辛を買いました。しいたけはお雑煮に入れたところ、旨味がすごかったです。あと、生しいたけでしたがお煮しめにも入れて楽しみました。

お腹がいっぱいになったので、ゆっくりコーヒーを飲もうとなりまして、コーヒー豆販売店の一角でコーヒーをいただきました。

こちらのコーヒー屋さん、自転車でのコーヒー屋台から始まったそうで、今でも販売店の前でハンドドリップコーヒーを提供しています。コーヒー豆の販売店の奥では焙煎を行っていて、店中がよい香りに包まれていました。

朝市のそばには遠見岬神社があり、階段を上ると勝浦の海と町が一望できます。この時は雲一つない晴天で(風も強かった!)絶景を拝むことができました。

勝浦海中公園へ

食事のあとは、予約していたカーシェアで勝浦海中公園に向かいました。勝浦海中公園はむかしむかし子供の頃に家族で行った思い出がありますが、濁っていて何も見えなかった記憶しかありません。今回は上から見ると海も青く澄んでいるので期待大で向かいました。車で15分程度です。

勝浦海中公園は桟橋の先端に塔(海中展望塔)が立っていて、塔の中を螺旋階段で降りてゆくと、水深8Mの深さのところで塔の窓から海の中をのぞける、というものです。昭和55年に作られたそうですが、昔わたしが来たときと何も変わっていなくて昭和レトロが漂います。

面白いのが料金システムで、透明度によって値段が変わるそうです。

▼わたしたちが行った時の料金

透明度:6m 利用料金(大人):980円
子供の頃の何も見えなかった記憶があるので、期待しないで階段を下りましたが、意外とたくさんの魚を見れて大満足でした。
塔で餌付けをしているらしく、大小さまざまな魚を見ることができました。面白かったのが、窓の場所によって見える魚の種類が全然違うのです。ちょっと薄暗いところにはブダイやメジナなど大き目の魚、明るいところにはソラスズメダイや南国っぽい小さな魚が見られました。
鴨川シーワールドと海中公園どちらに行こうか迷ったんですが、こっちに来て大満足でした。餌につられてきているとはいえ、本物の黒潮の海にもまれながら生きている魚を見ることができました。

目的地の少ないのんびり旅

勝浦海中公園のあとは、鴨川の道の駅でお土産を買ってから遅めの昼食をとり、勝浦駅にもどりました。わたしたちの通常の日帰り旅だと、最後に温泉に寄るところですが年末でどこも時短営業になっていたので断念しました。

16時前には勝浦駅についたので、駅で電車を確認して次のわかしお号をネットで購入し帰宅しました。

T氏は温泉に入りたかった、と言っていましたがわたしはこのくらいゆっくりのんびりした旅のほうが好きです。勝浦の町をのんびり歩くこともできたし、勝浦海中公園でも次の予定に急かされることなく、心ゆくまでおさかなを見学できました。

▼勝浦駅から勝浦駅まで、歩数は約15,000歩でした。アシックスゲルファンウォーカーで快適に歩けました!


2024年の最後のショートトリップは勝浦でした。2024年は宇都宮、仙台、善行寺と小布施、勝浦と4か所も日帰り旅に出かけることができました。

そろそろ行先がネタ切れになってきましたが、2025年はどこに行けるかな、新しい発見のあるおでかけができますように!

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