うちのお犬様のSは歯周病です。
今6歳ですが、2歳ちょうどで6本、翌年3歳で7本抜歯、1年前に3回目の抜歯で8本、合計21本も抜いてしまいました。
成犬の歯は42本なので、残りあと21本です。毎晩歯磨きをしていますが、すっかすかになってしまいました。おかげで歯磨きがしやすいです。
犬の歯磨きの重要性はよく知ってしましたので、Sがまだ4-5か月の頃から歯磨きの練習を始めました。だけど犬の歯磨きって難しい!犬は歯磨きなんてわかりませんからね、だからぜんぜんきちんと磨けませんでした。歯磨きシートと歯ブラシを兼用していたのですが、2歳になる頃に歯ぐきから出血が見られるようになりました。
いつもかかっている獣医さんに診せたところ、「抜歯」を勧められました。はっきりいってかなーりショックでした。まだ2歳だったし。その獣医さんが「うちでも抜歯できるけど、心配なら獣医歯科で有名なところに行ってもいいんじゃない?」と言ってくださいました。
本当に抜歯が必要なのか、抜歯が不安でもあり、数駅先に歯科で有名な獣医さんがあったのでそちらを受診しました。それ以来、歯科(歯周病)だけこのの獣医さんに診てもらっています。
昨年、3回目の抜歯をしてからは半年に1回定期健診に伺っています。前回(3月)は良く磨けているのでクリーニングも不要でした!さて、今回は…どきどきしながら向かいます。
あくまでも、うちの犬のケースであり全ての犬にあてはまる訳ではありませんが、体験談として犬の歯周病ケアを頑張っている皆さんの参考になれば幸いです。
半年ぶりの定期健診
犬の歯科検診は獣医さんが、犬の口を開けて奥歯や歯の裏側までチェックしてくれます。よくわかりませんが、ブラックライト?みたいのを歯に当てると、歯周病菌が付いている歯は赤く光るのです。

犬は歯がなくても食事に問題なし!
麻酔をかけて抜歯をしているので、そのときに歯周ポケットの深さを計測してくれています。昨年の抜歯時に特に歯周ポケットが深くなっていたところを中心に確認します。
さて、結果は…
歯周ポケットはどうなった?
残念ながら歯周ポケットは、麻酔をしてレントゲンで見ないとわからないそうです。目視できれいに見えても、歯周ポケットはどんどん進行している(ポケットが深くなっている)、といこともあるそうです。
Sの場合、昨年の抜歯時に一番深かった歯周ポケットが8mmでした。(大きくて長い犬歯です)イタグレの場合、このポケットが12mmくらいになると、鼻の骨に到達してしまうそうです。
これは犬種によって異なり、イタグレ、ポメラニアン、トイプードルなどは比較的鼻の骨に到達しやすいとか。逆に、パグやフレンチブルドッグのような顎ががっしりしている犬は、歯周病になっても抜歯が必要になるまでは時間がかかるそうです。
前にも、イタグレとダックスフンドは歯が悪い子が多いね、と言われたことがありますし、気を付けないといけないですね。
それで、Sの歯周ポケットも目視ではどうなっているかわからないのですが、口の中の状態がよいので、次回健診でレントゲンをするか検討することにしました。
レントゲンは全身麻酔なので、できるだけ頻度を減らしたい。
半年間またがんばろう!
Sの毎日の歯磨きについて
Sは最初の抜歯をしてから、歯磨きに本腰を入れました。すこしずつ練習して、今ではなんとか歯の裏側まで磨けるようになりました。

ごろーんとなって歯磨きするよ
朝晩磨くのがよいと言われていますが、平日はなかなか厳しいです。現在は夜寝る前に1回だけ磨いています。
犬のトレーニングの法則として「ごほうびとセット」方式を採用しましたので、今では「歯磨きしようか」というとSは大喜びします。こうゆうところ犬ってかわいいなーって思います。
次回の歯科検診にむけて
次回は3月か4月に行く予定です。次回の健診までの目標です。
- はやめに予約をする(予約が苦手な人です)
- 毎晩の歯磨きを継続する
- 歯周ポケットが深いところの観察を怠らない、歯ブラシの先がスポッと歯ぐきに入る様ならすぐ受診
- 休みの日の朝の歯磨きをがんばる
前回抜歯から1年間麻酔もクリーニングも無しで過ごせたので、次の半年間もこつこつと頑張ろうと思います。
あ、頑張ったら続かないから、できる範囲で。いや、違うな、Sの健康のためだしやっぱりここは頑張りどころです。
Sの歯磨きについてもいつか書きたいなと思っています。
コメント